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2012年10月03日

京大学問:京大講義紹介 [2]環境政策系

2013-04-04
京都大学新生活応援ポータル

京大学問:京大講義紹介
[2]環境政策系


※2011年度に実施された講義の情報です。


◎ 国際気候政策論 [地球環境学大学院:松本泰子先生] ※全英語

 長年にわたり国際会議の現場を見てきた元NGOの先生による講義。PowerPointのプリントアウトが配布されるが、その中の主要部分について記載内容を超えて先生が語る。
 学生への問いかけも多い。シンプルな発言で返せばOK。(ただそれができない学生が多い…。)


◎ 環境学的アジア経済史論 [地球環境学大学院:籠谷直人先生]

 文学研究科の先生による講義。正統派の文献研究者である先生は図書館マスターであり、最初の授業では図書館ツアーを行う。
 講義は先生の配布する資料(古地図や、文献・歴史資料集のコピー)に沿って行われる。歴史の教科書や一般論で言われてきたことが最新の経済史研究によって覆されていることを学べる貴重な機会。題材はアジア経済の再評価、三角貿易、産業革命など。


◎ 先進エネルギー評価論 [エネルギー・環境学研究科:小西先生]

 エネルギー科学研究科の先生の講義。スライドで進められる。文系学生にも対応した概論的・実社会指向の方向性。"いくら満足のいく研究成果を挙げても、それが実社会に採用されるかは別次元"とのメッセージ(管理人の印象です)。
 いくつかの受講ルールを守れば、単位は取りやすいように配慮されている。


◎ 地球環境法・政策論 [地球環境学大学院:松下和夫先生・小畑史子先生] ※全英語

 学期前半は地球環境政策に関する英語文献を輪読していく。8人程度のグループを作り、各章を分担して順番に期日までにスライドを作成、授業時間に発表を行う。同様に学期後半は日本の公害・環境法制について分担発表していく。それらを土台として先生が解説。
 学生が無駄に力を入れてるためプレゼンが難解かつ冗長。そのせいでせっかくの先生の解説の時間が短い。


◎ 地球環境経済論 [地球環境学大学院:植田和弘先生] ※全英語

 環境経済学界で著名な植田先生の講義。数式が用いられる「地球資源経済学」とは異なり、環境経済学の基礎的要素を言葉で解説。
 内容は教科書を読めばわかるレベル。先生がホワイトボードにどんどん書き込んでいく。板書密度が濃いので前の席に座ったほうがいい。


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Posted by KUsunoki at 02:00│Comments(0)京大学問
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